先日、80%デスクワークでスポーツ・運動習慣のないクライアント様に アドバイスとしての運動を教えている時に、非常にふらつくということで素足を見てみると、 見事に 足のナックルが見えない。 足をグーにしたときにナックルのあるのが普通。 無いのは足の横アーチが崩れて沈んでしまっている人の足です。 ナックルが作れなくなっている足は浮指になっています。 浮指は、足全体を使わずに立つ歩くをしていることが、ほぼ原因です。 現代の靴は良くできていて、滑らないし、クッション性も高いし、足の裏にとっては、何の努力もなく立ち歩くことができるので、こういう怠け足裏ができるんだと思います。 文明の進化は、人間の生物としての退化を同時に作り出す。 それを補うものとして、運動をしないといけない羽目になっている現代です。 ちなみに、浮指のチェックは、立った状態・または座った状態で前から紙が滑り入るかどうかでチェックできます。 もちろん、紙が入らないのが普通。 入ったら浮指です。 さて、話を戻します。
足のアーチがなくなる過程としては、筋力の低下、その次に靭帯の伸長があります。筋肉は運動すれば元に戻りますが、伸びた靭帯は短くなりません。 余談ですが、筋力のなくなった足の裏の方は外反母趾にも悩まされることが多いいです。 まずは、運動として、足の裏と足指の運動(以前、こちらで紹介しました。)と、 足指でタオルを寄せる あの運動です。 昔は、老人のための運動でしたが、今では40代、ひどい時には中学生に勧める運動になってしまっています。 大地と繋がるのは足の裏。 足の裏の健康が、体全体の健康に影響を与えるのは容易に想像がつくと思います。 皆さん、怠け足の裏症候群には気をつけましょう。 返信を残す |
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