起立性調節障害という病気をご存知でしょうか? では、 朝はぐうたらとしていて、夜は早く寝れない。きついと言ってだらだら過ごしている子供が近くにいませんか? もしかしたら、その子は起立性調節障害という病気なのかもしれません。 この病気は認知度が低く、治療方法も確立されていないのが現状です。 この病気で苦しんでいる子供も、自分が病気であることを知らず、親も「なんで、こんなに怠け者になったんだろう?」と、苦しんでいることが多々あります。多くの教師はこの病気の事を知らずに、心ない言葉で 生徒の心を傷つけてしまうこともよくあります。 昼ごろまで寝ているくせに、夕方ごろから元気になり、夜は友達と遅くまで電話したりSNSやゲームをしていたりしている。そうすると、親はカッとなって雷を落としてしまう。 しかし、ある意味仕方ないんです。 だって、夕方から元気になるケースが多い起立性調節障害なんです。 起立性調節障害は、自律神経の働きがおかしくなることで起こるものです。 また、日本人に多いようで、学術論文も大多数が日本発のものとなっています。 自律神経は交感神経と副交感神経からなっています。この2つはシーソーの右と左にあると想像してください。 自律というくらいです、通常は交感神経と副交感神経が周りの環境や1日の間にシーソーが上がったり下がったり、微妙に調整をしながら勝手に動いていくものです。 しかし、元々 自律神経が弱い人もいるのです。元々視力が弱い人や、元々足の早い人がいるのと同じです。 自律神経は脳や脊髄に代表される中枢神経やお腹の神経とも影響しあい、色々なストレスの影響を受けやすいと考えられています。 生活習慣や食生活の乱れ、心的ストレス、体を使いすぎることで起こるストレス、温度や気圧の変化、などなど本当に多くのストレスの影響を受けることが考えられます。 ひろみズ カイロでは、体調不良でお困りの方も多く来ていただいており、同じ病名でも、人によって違うことが当たり前です。 人によっては、首の関節がうまく機能していなかったり、頭蓋骨の歪みが酷かったり、体全体の歪みがあったりと、さまざまなケースがあります。 私はそういった歪みと向き合い、治療ではなく、個人の方が本来持っている自己治癒能力を高める手伝いをしていっています。 多くの子供たちは、少しずつ改善の方向に向かっていきます。 何年も苦しんできた状況が改善されて初めて ”元気というのはこういうことか、自分は病気だったんだ” と気付いてくれます。 元気になった子供達の表情は素晴らしいです。 さて、遠方で ひろみズ カイロに通えない人も多いと思いますが、こちらもどうぞ参考にされてください。 おすすめ 岡山県教育員会のガイドライン (2021.1.13 確認) ー岡山県HPより抜粋ー このガイドラインは学校の先生やソーシャルワーカーそして何より、その病気で悩んでいる親子たちに向けて作られたものだと思います。 内容は具体的で、いつ何を行えば良いかがフローチャートで描かれてあります。 学校・家庭においての対処の方法が具体的に書かれてあり、すぐに実践できるようになっています。これは学校側への説明の際などにも役立つと思います。 この情報が必要な人の元へ届くことを願っています。 返信を残す |
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